新・新耐震住宅とは1

EP023_L
大工さんによっては筋交いなんて要らないという人もいる。たしかに神戸にも伝統的な建物の中には筋交いがなくても壊れていない家はあったが、それはほとんど平屋である。平屋でしかも柱が太い。
だから筋交いがなくても倒壊しなかった。
わが国の住宅の歴史をみると、もともと一般の住宅には2階建てという発想はなかった。五重の塔やお城みたいなものになってくると、異常なほどに太い柱や梁が使われているということを忘れてはいけない。
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阪神・淡路大震災で崩壊した2階屋の瓦葺き屋根は、それを支える柱が異常なほどに細かった。そこへいやいや筋交いを入れて作ったという感じなのだ。伝統技術も時代とともに改良しなくてはならない。
建築基準法にも問題がある。筋交いの本来の目的は何であるか、ということをわからなくてはいけない。単に壁量が入っていればいいというものではない。筋交いにはどんな強度の材料を使ったらいいのか、その入れ方など、法的な規制がまだまだ甘いのが実態なのである。